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2016年8月10日水曜日

腐儒の言語学(101) 思考でどの言語を採用するか



Q.日本人が英語圏で英語を話しても、頭の中では日本語で考えるが、何年か立つと頭の中でも英語で考えるようになるというのは、本当ですか? 



A.そういう人もいますし、そうでない人もいます。

実は、「コトバの世界」と「意味・概念の世界」は別です。

しかし、コトバによってココロの世界の形成が促がされるのも事実で、単一言語話者においては、見かけ上一体です。


しかし、二重言語生活をおくると、ココロの世界が一つで、コトバの世界が二つになります。

そして、日本語を使わないでいると、よくつかう英語が見かけ上対応することになります。

ココロを英語でとらえるようになるということかと思います。 



2016年8月5日金曜日

腐儒の言語学(83)






Q.「コトバが時の流れでかわる」のは「その音の表す意味」という約束事がかわるということか?

 発音の変化や、新しいことばができるほかに、どんな変化がおこるのか? 



A.コトバは、形式面で「音声」「音韻」の二部門、意味面で「語彙」「文法」の二部門から、構成されます。

いずれも独立したシステムですが、互いに連動しています。

言語をとりまく環境(社会・自然・情報量)がかわれば、語彙の量が変異し、それを制御する文法規則が変異します。

また、語彙量の変異は、形式面での変更を要求しますので、「音」の部門も変異します。

だから、答は以上の四部門のいろんなところが変りうる、となります。

例えば、古典文法は千年前の日本語文法ですが、あれが変りに変って、今日の日本語文法になっています。

興味があれば、日本語史・国語史の本を御覧下さい。