2016年8月10日水曜日

腐儒の言語学(101) 思考でどの言語を採用するか



Q.日本人が英語圏で英語を話しても、頭の中では日本語で考えるが、何年か立つと頭の中でも英語で考えるようになるというのは、本当ですか? 



A.そういう人もいますし、そうでない人もいます。

実は、「コトバの世界」と「意味・概念の世界」は別です。

しかし、コトバによってココロの世界の形成が促がされるのも事実で、単一言語話者においては、見かけ上一体です。


しかし、二重言語生活をおくると、ココロの世界が一つで、コトバの世界が二つになります。

そして、日本語を使わないでいると、よくつかう英語が見かけ上対応することになります。

ココロを英語でとらえるようになるということかと思います。 



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