2016年8月4日木曜日

腐儒の言語学(79) 言語による人格の違い?


Q.言語による人格の違いを教えてください。

日本人のよく言われる悪い部分を克服するにはどうすればよいのか? 



A.前者は、あるような気もするが、たいして、ないような気もする。


後者は、「主張が弱い」とか「ノーと言わない」とか「引っ込み思案」とか、のことだと思うが、それが致命的なものであれば、どうして、世界を相手に交渉を展開し、お金を儲けて「経済大国」と呼ばれるようになれたと思う?

 まあ、「パッと見」で、そのような日本人的態度が「格好が悪い」というところが気になるのだろう。

しかし、逆に「ノーばかり言う」「主張だけは強い」「デシャバリ」な国が、最近世界からどう見られているか、考えてみよう。


ちなみに、欧州でも「自己抑制」「協調」などは紳士の徳目です。


つまり、見かけを克服するよりも、自分の価値観に正直に生きること、相手の価値観を尊重すること、そして、対話すること、をお勧めします。


なお、ケンカに強くなりたいのなら、別のトレーニングが必要です。 


0 件のコメント:

コメントを投稿